振動力発電というのは、圧電素子(ピエゾ素子)という振動や力が加わると、変形して電圧に変換する素子を利用します。

これを圧電効果と呼びます。この原理の逆のものは逆圧電効果といい、電圧をかけると伸縮します。

例えばスピーカーは、電圧をかけたり、かけなかったりすることで圧電素子を伸縮し、それがスピーカーを振るわせて大音量の音を引き出すわけです。

 

IoTの時代と言われているこれからは、振動力発電が活躍する場になるように思われます。

テーブルや椅子、壁、天井、本、カバンなどあらゆるものがコンピューターと繋がっていきます。

各機器に電源が必要となるのですが、小型で外部からの電源が不要な振動力発電は活用できるように思われます。

乾電池などではなく、自ら電気を生み出す形態が必要です。また圧電素子は防水すれば洗うことも可能なので、服につけてデータを収集することも可能になるわけです。

耐久性に関しても申し分なく、発電床でいえばクルマやトラックが載ったとしても壊れるような事はありません。

コスト面ではチタン酸バリウム、ロシエル塩などどれも高い材料は使われておりません。量産すれば1個数十円で買えるようになります。

 

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