サラリーマンに向かない人の特徴は色々あります。
例えば協調性が著しく低い人や外向性が低い人等です。
今回は意外な観点でサラリーマンに向かない人の特徴がわかったので紹介します。
その特徴を持った人は、サラリーマンとして仕事をすると本来持っている能力や才能を活かせなくなってしまいます。
その特徴とは夜型人間です。
夜型人間はサラリーマン生活で不利になる
夜型はサラリーマン生活に不利?
もともと人間には「早起きが得意な人」と「夜にエンジンがかかる人」の2種類があり、その傾向はかなりのレベルまで遺伝で決まっているみたいです。
夜型の人は会社が終わった後にエンジンがかかり始めます。
夜に活動が活発になるので無駄に夜更かしをして睡眠の質が下がり、
どんどんパフォーマンスが低下してしまいます。
これは、過去のデータで何度か確認されている話。
この論文(https://www.nature.com/articles/s41598-017-04076-y)によると、
「睡眠が足りてたとしても夜型はやっぱサラリーマン生活に不利!」
と思わせる結論になっています。
これはフローニンゲン大学の研究で、523人の学生を対象にしたもの。
全員から4万件以上のテスト結果を集めたうえで、それぞれのクロノタイプ(朝型か夜型か)とくらべたんですね。朝型か夜型かの判断には、定番のミュンヘンクロノタイプ質問紙を使ったみたい。
その結果がどうだったかと言うと、
やっぱり夜型の生徒のほうが成績が悪かった
クロノタイプが1時間遅くなるごとに、およそ0.06ポイントほど成績の低下がみられた(0〜10点の尺度を使用)
でもって、夜型の成績低下は睡眠の量とは関係がなかった
だったんですね。
つまり、夜型のクロノタイプを持っている場合は、いくら十分な睡眠を取っても満足なパフォーマンスを発揮できない可能性があるんだ、と。
現代の始業時間は夜型に不利
その理由については、いまんとこ「夜型のタイミングで学校がやってないから」って説が有力っぽい。夜型は午後から夜にかけてパフォーマンスが上がっていくのに、いまの学校は朝方向けの時間帯で運営してるのが問題じゃないの?って話ですね。
研究者いわく、
現時点で、学校の始業時間が早いのは、夜型クロノタイプにとっては差別的な形態だ。知性や裕福さといった要素にくらべれば、生徒のクロノタイプに応じて学校のスケジュールを変えるほうが容易で、その見返りも大きい。
多くの要因と同じように、夜型のクロノタイプは欠点や病気ではない。人類の多様性のひとつに過ぎないのだ。
とのこと。
夜型の人は日が沈んだ後に元気になりますので、夕方以降のまわりが薄暗くなってきた時にエンジンが掛かって元気になって良いアイデアが出たり仕事が捗るという人は潔くフリーランスになるか独立したほうが良いように思います。
しかも最近の研究で、在宅ワークは会社に出社させる場合に比べてはるかに効率がいいということがわかっています。
会社に出社しているからといって仕事を効率的にこなしているわけではなく、
無駄なことをして時間を浪費していることも多いものです。
つまり、会社に出社することに意味はないのです。
さらに夜型の人に独立をおすすめする理由として
夜型の人の方がパフォーマンスは高いです。
例えば、アメリカの若者を対象にした調査では、
早寝早起きの人より夜更かし型の人の方がIQが高いというものもあります。
マドリード大学の研究によると夜更かし型の人の方が年収が高いとされています。
そして夜更かし型の人の方がモテる人が多いようです。
さらに夜更かし型の人は機能的な思考が得意です。
ビジネスでは成功した時も失敗した時もその因果関係を紐解いて原因を分析し理解することが大事です。
実際に夜型は知能が高いとされていますので、まわりに合わせるのではなく自分の能力を活かすことを考えるのもいいかもしれません。
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