著者:副業の宮殿|製造業に携わる現役エンジニア。技術士試験対策書籍をKindleで複数出版。技術ブログ「副業の宮殿」にて製造業DX・AI活用の情報を発信中。

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは何か

iDeCo(イデコ)は個人型確定拠出年金の愛称で、自分で運用して老後資金を準備する制度です。最大の特徴は掛金が全額所得控除になるという強力な節税効果です。年収500万円の会社員が月2万円(年24万円)を拠出した場合、所得税・住民税合わせて年間約48,000〜72,000円の節税効果があります。NISAと組み合わせることで、節税効果と資産形成を同時に実現できます。

iDeCoの主な特徴とメリット・デメリット

iDeCoの主なメリットは3つです。①掛金の全額所得控除:支払った掛金が全額所得控除になり、所得税・住民税が軽減されます。②運用益の非課税:通常の投資では運用益に約20%の税金がかかりますが、iDeCo内では非課税です。③受取時の控除:60歳以降の受取時に退職所得控除(一時金)または公的年金等控除(年金)が適用されます。一方でデメリットとして、①原則60歳まで引き出せない②金融機関への手数料が月167〜600円程度かかる③運用次第で元本を下回るリスクがある、という点があります。

掛金の上限と加入資格

iDeCoの月額掛金上限は加入者の職業によって異なります。自営業者・フリーランス:月68,000円(国民年金基金との合算)。会社員(企業年金なし):月23,000円。会社員(企業型DCあり):月20,000円(会社設定による)。公務員:月12,000円。専業主婦(夫):月23,000円。掛金は5,000円から1,000円単位で設定でき、年1回変更可能です。節税効果を最大化するには上限いっぱいの拠出が原則最も有利です。

iDeCoの運用商品の選び方

iDeCoでの運用商品選びの基本方針を説明します。老後資金という長期投資(20〜30年以上)のため、コストの低いインデックスファンドが最適です。おすすめの選び方:①信託報酬0.2%以下のインデックスファンドを選ぶ②全世界株式または米国株式インデックスに集中する③株式100%で30代まで運用し、退職が近づくにつれ債券比率を上げる「ライフサイクル調整」を行う。iDeCo口座は松井証券・SBI証券・楽天証券などの「セレクトプラン」が品揃えと低コストの面で優れています。節税効果の高いiDeCoは、特に所得税率が高い高収入者ほど活用する価値があります。

資産運用を始めるなら

松井証券(NISA対応・手数料無料)

【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任において行ってください。