【二次電池が一番わかる】電池の性能③ もちのよさ(電気容量)
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電池の持ちのよさは、長時間使用できるかどうかということなので、使い始めから電池が切れるまでに取り出すことができる電気量のことになります。
電池から取り出せる電気の量は、基本的にはどれだけの活物質が詰め込まれているかに左右され、電池の水タンクモデルではタンクに入った水の量に当たります。
これを電気容量といいます。
電気容量の単位は本来C(クーロン)です。
しかし、電池ではAh(アンペア時、またはアンペアアワー)を使います。
電池の単位であるA(アンペア)は、単位時間に流れる電気量を表し、1秒間に1Cの電気量が流れるときの電流の大きさが1Aとなります。
したがって、1Aの電流が1時間流れたときの電気量は、1時間は3600秒なので[1Ah=3600C]になります。




