日々疲れて元気のないサラリーマンが活力を得てエネルギーが満ち溢れた状態になる方法ってことで
天孫降臨の話をしたのですがその辺の話を楽しくまとめてくれている動画があったので紹介します。

日々疲れて元気のないサラリーマンが活力を得てエネルギーが満ち溢れた状態になる方法

日本はここから、それまでは倭の国とかさ
大和とかね色々あったけど、ここで日本 というふうに決まるわけですね。

 

さらにここで大事になってくるのは 『古事記』なんですよ。
『古事記』有名でしょ。『古事記』と『日本書紀』って 有名なんだけど『古事記』と『日本書紀』の違いは

 

『日本書紀』っていうのはどっちかというと 対外的に見せる
なんだろうな、正式な、なんだろう

 

なんだろなあ、歴史? だから何年何々起きました、
何年何々起きました。 みたいな感じで編纂してる。
『古事記』って言うのはもっと物語調 ストーリーなんですよ。神話っぽい感じ。

 

ギリシャ神話とかあるじゃないですか そういう神話っぽく
ストーリー上で作られたのが『古事記』で
ヒストリーとして作られたのが『日本書紀』
でもほとんど話は同じ。だけどこの 『古事記』を最初の天武天皇の頃に
「集めよう」と。

 

この集めようとなったのはなんでかというと、 それまでの国の歴史っていうのが
いろいろ地方の伝承があったんですよ。

 

言い伝え、その言い伝えをちゃんとまとめて 一個にしようって言ったのがこの天武天皇。
でその稗田阿礼っていうやつが選ばれるの。 すごい名前だよね。稗田阿礼だよ。

 

阿礼って名前なかなか難しい。 その稗田阿礼に何をさせたかっていうと
俺てっきりね、稗田阿礼にまとめて書かせたんだ と思ってたの。でも書かせてないの。
その覚えさせたんだって伝承を。
だからまだ口伝えなのよ。
稗田阿礼のプレッシャーやばいよね。

 

一人で覚えるんだよ「はあはあはあ」とか 街で聞いて「そうなんですねー」
「あ、おじいさんおじいさん」
「ああそうなんですねー」とかいって全部覚えて
ずっとしゃべるってのをやってた。

 

口伝の暗証よ。稗田阿礼のプレッシャーたるや凄いよ。
「何でしたっけ、忘れちゃった忘れちゃった」 とか言ったら絶対に無茶苦茶しばかれるもんね。
「忘れてんじゃねーよ。」とか言って 「お前全部覚えとけよ」みたいなね
大変なプレッシャーなんだけど 稗田阿礼に全部覚えさせて
それを後の天皇がね、文章化 まとめていくんだけど、
この『古事記』なんとなく日本の神話だっていうの わかってる人多いと思うんですけど
ザックリとしたストーリー知らなくないですか? 知らない人多いと思うんですよ。

 

ザックリとしたストーリー説明させてもらいます。
いろんなエピソードがあるんですけれども
根本にある大事なところを言いますと このまずねイザナギとイザナミ
ね、この神様が2ついるわけです これはその暗闇とした
混沌とした中からですね、まあその
はじまりの神様が生まれてですね これ本当は兄妹なんだけど結婚したんですね
え、兄妹なのに結婚? って思うかもしれないけど 古代ってあんまり兄妹とか家族で結婚するの
タブーになってなかった、まだ。 要するに近親姦みたいなことが
あのなんかそののち、生物学的にあんま良くないよ ってわかる全然前だから、普通に
仲良くなりがちだし、全然OKみたいになっているから この神様も兄妹設定なの。
兄妹設定で結婚して子供を産みます

 

 

その子どもとなる神様というのが
3つあるんですね。ここが 天照、月読、須佐之男っていう神なんですよ。
アマテラスっていうのは太陽を中心とした これ太陽神なんですね、
ツクヨミっていうの月だよね、 月とか暦の時間を操る神様らしいですね。
スサノオってのはアラガミ、荒ぶる神様なんだって。
このさ3つの神様で、全知全能、穏やか、
破壊神てなんか似てない?

 

 

実はヒンズー教にすごい似てるんですよ
どっちかというと。
だからこの神話のここの設定とかは結構
東南アジアの影響があるっていう風な話があったり
他のいろんなエピソードでも ギリシャ神話の影響があるんじゃないかとか
いろんな神話をここら辺でいろいろハイブリッド したんじゃないかっていう話もあるんですよ。
だからそこらへんも比較すると面白いんだけど
ここのポイントはアマテラスとスサノウなんですよ
このスサノウが暴れるでしょ、荒神だから。 暴れん坊だから。

 

「もうお前なんか嫌いだ!」って言って、 アマテラスが隠れちゃうんです。
天岩戸っていってね。引きこもるんですね。 もうやだって。
それを見てですね「スサノオだめじゃないかっ」てね そのスサノオを地上に降ろすんですって
「お前は地上に降りてろ」「分かりました」

 

スサノオが地上に降りてそしたら 現れたのが八岐大蛇ね八岐大蛇。
であいつを「何だこいつ」ってズバーンて倒して でその子孫が大国主。
その大国主っていうのが出雲を、出雲ね
あの出雲大社とか出雲大社(おおやしろ) のあるところを治めてたんだって
大きい国をつくってたんだって。 そんな中アマテラスの子孫であるヒノホニニギ
これに関してはもう言いづらいとしか 言いようがないね。
わかんないっす、もうなぜっていうね。 アマテラスは言いやすいのに、なぜというね
「ヒノホニニギ」 もう絶対にもう家に帰って寝て起きたら言えませんね
ね、ニニギ ニギ ニギニ・・・
ヒノホニニギさんがですね、 まぁそのこれが天上に降りてくると、
三種の神器を持って天上より降りるんで 天孫降臨と言うらしいんですけど、
三種の神器持っておりてくるんです、パーンって。 こっちが降りてきたもんだから
このオオクニヌシは
ハハーッって国を譲りました っていう話なんだって。不思議でしょ。
でもこれは何かを暗示してるんですよ。 でこれの諸説がすごく面白くて、
要するに出雲ってもともと
ものすごい強大な政権があったんじゃないかっていう話。
その出雲の政権を滅ぼす、もしくは征服したのが
ヤマトの政権だったんじゃないか っていうお話があるんですよね。
そこらへんも面白いじゃないですか で、じゃあ八岐大蛇って何っていうことで言うと
ある説によると、それは中国からの交易船だった っていう説があるんですよ。

中国の貿易船って、こうね、船があってあ龍みたいになっているでしょ、あれが
いっぱい銅の剣を持ってくるんですよ、
青銅とかの剣、鉄の剣とか持ってくるんですよ、
輸入するんですね、そのかわり何を持っていくか、
日本から奴隷を持っていくんですよ
剣を運んできて人を乗せていく。
なんか似てない?

あの八岐大蛇の設定つうのは どんどん人質、乙女を持ってっちゃうんですよ。
それに怒った国民が、八岐大蛇を酔わせて
その身体の中から剣を取り出して裂いてしまう
体の中から剣を取り出す。 船の中に貯蔵されてた鉄剣や青銅の剣で
その中国から来た貿易商たちを打ち殺したんじゃないか っていう説がある。面白くない?
面白いよねこの話。 そうやって栄えた貿易の中心地、出雲政権を
大和政権が飲み込んでいったっていうお話じゃないか っていう説がある。面白いよね。
だとしたら大和政権ってどこにあったのか。
近畿だったのかそれとも九州だったのか。

 

そんなことを考えながらですね、『古事記』を 紐解いていくのは非常にロマンなんですよ
だから日本の古代は分かりづらいのではなくて ミステリアスで
面白いと思えば、何度でもですね読み返せる ストーリーになっているんですね。