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人間関係におけるパラダイムは以下の6つに集約されます。

Win-Win:自分も勝ち、相手も勝つ。それぞれの当事者が欲しい結果を得ること
Win-Lose:自分が勝ち、相手は負ける。相手を蹴落としてなんぼの世界
Lose-Win:自分が負けて相手が勝つ。相手が幸せになるならば、自分は常に踏み台でかまわない
Lose-Lose:相手が負けて自分も負ける。相手に勝たせるくらいなら足を引っ張って共倒れしたほうがマシ
Win:自分の勝ちだけを考える。自分が勝てば相手がどうなろうと知ったことではない
Win-Win または No Deal:Win-Winの合意、または取引条件に至らなければ、取引しないことに合意する。妥協するくらいなら白紙に戻す

 

Win-Win または No Deal これはとても良い考え方だ。
7つの習慣の中で紹介されている具体例の中で私が好きな話の一つが下記のものだ。

 

ある小さなコンピュータソフトウェア会社の社員に[win-win or no deal」の考え方を教えたところ、次のような経験を話してくれた。

「うちで開発した新しいソフトをある銀行に5年契約で販売したんです。頭取はそのソフトを高く評価してくれたのですが、
他の役員はあまり乗り気ではなかったようです。契約から1か月ほどたって、頭取が交代しましてね。新しい頭取からこう告げられたのです。
『今回のシステム契約はちょっと厄介なことになっていまして、困っているのですよ。下の者たちはみんな口を揃えて、
新しいソフトにはついていけないと言っていまして、私としても、今の時点で変更を無理には進められないと思います』と。
そのころ、うちの会社は深刻な財政難に陥っていました。契約の履行に強要しても、法的に何の問題もない事はわかっていました。
しかし、私はwin-winの原則を信じていました。そこで頭取にこう言ったんです。

『この件はもう契約を交わしています。貴行は、システムの変更のために私どもの商品とサービスを購入する約束をしています。
ですが、今回の変更に銀行の皆さんが満足していないという事でしたら、契約は白紙に戻して、手付金はお返ししましょう。
もし今後、何かソフトが必要になりましたら、どうぞよろしくお願いいたします。』

8万4000ドルの契約を自分から捨てたようなものです。会社の財政を考えれば、まるで自殺行為ですよ。
しかし、正しい原則に従ったのだから、いつか報われる、プラスになって返ってくる、そう信じていました。

それから3か月後、あの頭取から電話がありまして、
『データ処理システムを変える計画を進めている。御社にお願いしたい』
ということでした。

 

これがなんと、24万ドルの契約になったのです」

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