政府は、年間 100 万 kW 程度の区域指定を 10 年継続し、2030 年までに 1,000 万 kW、
2040 年までに浮体式も含む 3,000 万 kW~4,500 万 kW の案件を形成する。

今回は「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」、「秋田県由利本荘市沖(北側・南側)」、「千葉県銚子市沖」の三つの区域において、洋上風力発電事業を実施する者について、2020年11月27日から2021年5月27日にかけて公募を行なったのです。

その結果、それぞれ5事業者、5事業者、2事業者から公募占用計画が提出され、国は価格(買取価格)と事業実現性の二つの観点から、それぞれ120点満点(合計240満点)で評価を下した結果、三菱商事と中部電力による企業連合が総取りをする結果になったのです。

各業者の得点は公表されており、三菱商事連合の勝因は価格にあることが明らかです(3区域ともに、最低価格を提示して120点満点)。

<参考記事>

洋上風力産業ビジョン

「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」、「秋田県由利本荘市沖」、「千葉県銚子市沖」における洋上風力発電事業者の選定について

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