「コロナウイルスの寿命「ドアノブや机で最長9日間」独研究」
付着したウィルスが9日間も感染力を維持するということは、
つまり対策に必要な事は手のケア、手袋をして出かけることです。
インフルエンザ・ウィルスは(そして、今話題のコロナウィルスも)、空気感染はせず、接触感染・飛沫感染のみにより広がります。
そのため、マスクよりも手袋の方が予防には有効です。
街に出ると、どうしても電車のつり革や手すり、ドアノブ、(自販機やエレベーターの)ボタンに触ることになります。
その際に手についたウィルスが、自分の口の近くを触る、目をこする、(これから食べる)食べ物を触るなどの行動により体内に取り込まれるです。
この感染経路を断つ1番の方法は手袋です。手袋をしていれば、ついうっかり目をこすってしまう心配もないし、どうしても目や口や食べ物を触る必要がある時には、手袋を外して行えば良いのです。
マスクは、目の前で咳やクシャミをされた時には役に立つでしょうが、ウィルスが付着した手でマスクを触ってしまう可能性も十分にあるので、手袋の方が効果が高いと私は考えています。どうしてもマスクをしたいのであれば、手袋を併用することをお勧めします。
マスクの効果は限定的だと私は理解しています(効果が全く無いと言っているわけではありません)。感染している人に目の前で咳やクシャミをされた場合には有効でしょうが、(医療関係者でもない限り)実際にはそんな場面は滅多にないので、通常の生活をしている限り、手が主たる感染経路であり、まずはそちらに気をつける(手袋をする、手で顔を触らない、手を洗うなど)方が重要だと思います。
参照:『週刊 Life is beautiful』2.11