債務整理 ペルソナ分析

1)過払い金返還請求、

 

メリット
・裁判所を通さずに司法書士・弁護士が 貸金業者(消費者金融など)と交渉をするため、
お客様の負担が軽く、周囲に知られることのないお手続きが可能です。
・ご完済された過払い金返還請求はブラックリスト(信用情報機関)に登録されません。
・過払い金返還請求をすることで、払いすぎた利息が返ってくる可能性があります。

デメリット
・ 過払い金返還請求をすると、二度とその消費者金融からお金を借りることができない可能性があります。

*借入期間が5年以上で金利が18%を超える方は,要チェックです。過払い金返還の手続であなたのお金が返ってきます。

2)任意整理、

メリット

・裁判所を通さずに司法書士・弁護士が、貸金業者(消費者金融など)と交渉をするため、
お客様の負担が軽く、周囲に知られることのないお手続きが可能です。
・ 司法書士・弁護士に任意整理の依頼をすることによって、すぐに督促が止まります。
・重い金利負担となる将来利息はカットされます。
・自己破産や個人再生のように官報に掲載されることがないので第三者に知られることはありません。
・自己破産のような職業制限や資格制限がありません。
・自己破産や個人再生では全ての貸金業者(消費者金融など)を対象に入れて手続きをしなければいけませんが、
任意整理であれば保証人付きなど特定の貸金業者(消費者金融など)のみを除いての手続きが可能です。
・過払い金が発生していた場合は臨時収入としてお受け取りいただけたり、借金が減額になります。

デメリット

・5年程度はブラックリスト(信用情報機関)に載ってしまうため、その間新規のお借り入れやカードの利用、ローンを組むことができなくなります。
・任意整理は、裁判手続である自己破産、個人再生手続のように、借金の全額もしくは一部が強制的に免除されるわけではありません。
・あくまでも話し合いで、利息制限法に基づき、過去に払い過ぎた利息分を現在の借金と相殺し、借金を減額する手続きのため、自己破産や個人再生手続などのように強制的な借金の免除が行われるわけではありません。
・まれに強硬な貸金業者(消費者金融など)ですと和解が成立しないことがあります。この場合は、司法書士が責任をもって次善の策をご提案いたします。
・ただし、通常の一般貸金業者(消費者金融など)は和解に応じていただけますので、あまりご心配いただく必要はありません。

 

3)自己破産、

メリット
・借金が免除されます。
※滞納税金等の支払い義務は残ります。
・自己破産は客観的に支払いが困難であれば誰でも手続きが可能です。
・申立後は貸金業者(消費者金融など)からの取り立てが止まります。

デメリット

・10年以内は信用情報ブラックリストに載ることで、新規のお借り入れやクレジットカードが作れなくなります。
・マイホーム等の価値のある財産(原則20万円以上)は処分される場合があります。
・3ヶ月~半年間ほど、一部の職業につけなくなります。
・ご事情によっては借金が免除されない場合があります。
・ 官報に掲載されます。
※ただし一般の方が見る可能性は低い。

4)個人再生、民事再生

メリット

・住宅ローンがあっても自宅を手放さなくて済みます。
・借金が大幅に減額されます。
※借金の総額によって減額される金額はかわります。
(例)借金の総額が300万円の方の場合100万円に減額されます。
自己破産のような資格の制限がありません。
自己破産と違い、ギャンブルや浪費が原因であっても手続きすることが可能です。
自動車等、20万円以上の価値があるものを処分せずに手続き可能です。
申立後は貸金業者(消費者金融など)の督促が止まります。(専門家に依頼されていればその時点で督促は止まる。)

デメリット

・10年以内はブラックリスト(信用情報機関)に載ってしまうことで、新規のお借り入れや、クレジットカードが作れなくなります。
・官報に掲載されます。
・債務整理の中で一番手続きが複雑なため、費用、手間、時間がかかります。
・任意整理のように一部の貸金業者(消費者金融など)を除外して手続きをすることができません。
借金から解放してくれる、 法律で守られた解決方法。

私は主婦をしながら正社員として働いています。会社では仕事のストレス、家では家事や子育てのストレスが多く、その解消法として買い物に依存する傾向にありました。どういった買い物をしていたかと言いますと、ブランドもののバッグや洋服などを買うというものです。最初はお給料の範囲内でやっていたのですが、そのうち段々それだけでは足りなくなってしまったのです。気が付くと債務は150万円を超えていました。

どうしても返せなくなり、弁護士事務所に相談。私には個人の財産というものがないので自己破産する事になったのです。自己破産して本当に良かったと思う点は毎月の返済のプレッシャーから逃れられた事でしょうか。もう全くお金を返さなくていいと思うと、うれしい気持ちでいっぱいです。

給料が少ないFXを始める

そして1ヶ月後、なんと5万円の利益をだすことができました。

利益率は50%!
気を良くした私は投資額を増やし、次は50万円つっこむことにしたのです。

ところが半月後、フタを開けてみると、50万円が10万円に減っていました。

しかし、ずっと負け続けたわけではなく、ときに10万円ほど勝つこともありました。すると、「また取り返せる」と思うようになり、どんどん深みにハマっていったのです。。。

私は貯金の残り50万円と、虎の子の財形貯蓄100万円をすべて引き出して投資につぎ込みました。

…しかし、結果は悲惨でした。
1年後にはFXにつっこんだお金がすべてゼロになってしまったのです。

ここであきらめていたらよかったのですが、私はあきらめられませんでした。

すでに感覚がおかしくなっていた私は、借金してでも資金をつくり、失ったお金を取り戻そうと考えたのです。

5枚持っていたくれっじとのキャッシング枠の利用

計380万円

返済のために借金を繰り返すように・・・!

次に目をつけたのが消費者金融です。
私はプロミスに申込みました。

ホームページから申込むと、30分くらいして電話がかかってきました。「年収は?」「他社からの借入れはどのくらいあるのか?」「勤務先はどこ?」「給料日はいつ?」など色々聞かれましたね。

そして1時間後、無事審査に通過。
50万円を金利18%で借りることができたのです。

また、銀行のカードローンも3つ利用しました。

審査で聞かれたこともプロミスの時とほぼ同じだったと思います。勤め先が大手企業だったせいか、ここでも審査に通過しまいました。

こうして私は合計8社、総額600万円もの借金を抱えてしまったのです。

月々の返済額は合計10万円でした。
しかも、ほとんど利息だけを返している状態だったので、元金はぜんぜん減っていきません。

なんとかやりくりしながら借りる⇒返済⇒借りる⇒返済…を繰り返していた私ですが、2年経った頃にはとうとうすべての返済ができなくなってしまいました。

返済を滞らせるようになると、催促の電話が毎日鳴るようになります。

私が各業者に教えていた「勤務先の電話番号」は、会社から支給されたPHSだったのですが、この電話が留守番電話になれば会社の代表電話にかけられてしまうかもしれません。私は必死になって電話を取るようにしていました。

だやめられないFX!さらに増える借金

しかしこんな状態に陥ってるのにもかかわらず、私はまだFXをやめていませんでした。

クレジットカードのショッピング枠を利用して、FXを続けていたのです。

実は、海外のFX業者を利用すると、クレジットカードのショッピング枠をFXの資金に回すことができるんです。私はこの方法を使い、ショッピング枠で200万円ほど使ってしまいました。

ただえさえ返せていない借金が山ほどあるのに、ここでさらに借入れを増やしてしまったのです。

実家の住所まで問い詰められて…

どこからも借りられず、返済もできず、クレジットカードも使えず…!

追い詰められた私は、とうとう督促の電話に出なくなりました。

すると、すべての業者が郵便で督促状を送付してきたのですが、なかには、「法的処置を取る」という記述もありましたね。

その後(返済が滞りだしてからだいたい半年後くらい)、ついに会社の代表電話まで直接電話がかかってくるようになりました。

しぶしぶ電話に出ると、かなり強い口調で「いつ返せるのか」「すぐに返せる額はいくらなのか?」と問い詰められました。

実家の電話番号や住所まで聞かれたのですが、それはなんとか勘弁してもらいホッとしたことを覚えています。

「個人再生」でようやく先が見えてきた!

私が投資をやめ、債務整理をする決心をしたのは、あるクレジットカード会社の人に言われた一言がきっかけです。

実は、私の会社の得意先に1社、クレジットカード会社があったのですが、その会社の担当者に「借金を返さないで放置する社員がいる会社とは取引できない」と言われてしまったのです。

この言葉が私の目を覚ましてくれました。

私は生まれ変わるつもりで法律事務所に相談に行きました。

私がお願いしたのは、債務整理を専門にしている大手の弁護士事務所です。ここはインターネットで探して見つけました。

当初、法律事務所からは「自己破産(破産すると借金はすべてなくなる)」をすすめられたのですが、私は個人再生を希望しました。

自分で作った借金なので、少しでも返済したいと思ったのです。

ちなみに「個人再生」とは、返済総額を少なくしてもらい、それを原則3年間で返済するという債務整理方法です。

まずは通帳や給与明細のコピー、FXの取引記録などを取り寄せました。また、自分の家計の毎月の収支計算書も提出します。

「債務整理は事務手続きが大変なのでは」と心配する方も多いかもしれませんが、自分のやることはこれ(必要書類の用意)くらいです。

ただ、はじめのうちは週に1回くらい事務所と連絡を取らなければなりません。その後は月1回程度のやり取りで済むようになります。

手続きは、事務所のスタッフがとても親身になってくれたので、スムーズだったと思います。

一方で、「毎月ちゃんと返済していけるか」を確かめるためのトレーニングも行われました。法律事務所がトレーニング口座を作ってくれて、そこに毎月4万円ずつ振込むのです。

こうして手続きを始めてから約6ヶ月、2013年10月に裁判所から個人再生の認可が下り、借金が3分の1の約180万円に圧縮され、これを3年かけて返済していくことになりました。

この知らせを聞いた時は、本当にほっとしました。これまでは先が見えない生活が辛かったですが、ようやくゴールが見えてきたのです。

ちなみに弁護士費用は17万円でした。
これも分割で支払うことになりました。

今後は・・・

債務整理後の返済は、2013年12月からスタートしています。毎月の返済額は約4万円。完済するのは2016年12月の予定です。

これから最低5年はローンを組めないし、クレジットカードも使えません。生活はできますが、しばらくは不便です。

でも、すべては自分の身からでた錆ですからね。この経験で得た教訓を生かして、今後は計画的に生活していこうと思っています。

もし返済できない借金に苦しんでいる方がいましたら、私のようになる前にはやめに弁護士などの専門家に相談に行ってください。相談だけなら無料のところも多いです。ぜひ一度相談に行ってみてくださいね。

■任意整理・過払い請求により再出発されたGさん(42歳 男性 )

約200万円の借金がありました。
借入期間が長いこともあり、残った債務は25万円程でした。
さらに払いすぎた約600万円が戻ってきました。

ブログを見ている方で、まだ迷っている、生活、精神的にギリギリ…なら、勇気を出して、行動してみて下さい。 1年後位には、人生復活してる思います。

スポンサーリンク