挑戦力を高める方法は失敗をしなくなる事ではなく
失敗を恐れないメンタルを作ることです。
あなたが行った行動の結果が上手く行かなかった時、
失敗を失敗と捉えるのか、失敗を挑戦と捉えるのかで未来の結果が変わってきます。
しかし、失敗しても凹まず何も考えないのは良くありません。
失敗からは多くを学ぶことができるからです。
今回は失敗を恐れず行動できるようになるための
考え方を心理学の面からお話していこうと思います。
余談ですがあなたはサラ・ブレイクリーの話を知っていますか。
彼女はスパンクスという商品で、55万円を1000億円にした起業家です。
彼女の父親と彼女はよくこんな話をしたそうです。
父:「今日は、どんな失敗をしたんだい?」
娘:「今日は、○○に失敗したんだ」
父:「○○に挑戦したんだね、偉いね!」
父は、娘が失敗したことを「挑戦」ととらえ
「よく挑戦したね!、偉いね」というわけです。
ここで、彼女のマインドが形成されていって、
ビジネスにつながったのです。
サラ・ブレイクリーの言葉は学びが多いので、一部載せておきますね。
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起業家として、私はみんなが起業家のように考えることを推奨しています。その人自身起業家になりたくなかったとしても、そのような考え方はどんな場面でもすごく便利。
企業の中で起業家のように考えるにしろ、事業を始めるにしろ――これを人に教えるのは大好きなのですが――私はこうアドバイスします。しばらく目を閉じて、仮に誰からも教わらなかったとして、自分のやり方を考えてごらんなさい。
何が思いつくでしょうか。考えてみれば、ほとんどの人はオートパイロットで動いています。私たちは他人から教わった方法か、観察によって学んだことをしているにすぎません。
真の変革というのは、他のみんなとは違う方法で何かをした時のみに起きるのです。だから、私はよく「ちょっと待って。従来みんながこの方法でそうしているのは知っているけど、これが一番いい方法なのかしら?」と考えます。そして何か思いつくか見るのです。
他には、日々ものを観察して「これをどう改良できるかしら?」と考え、アイデアやイノベーションの着想を得たりもします。
たった5,000ドルでブランドを創業した人間として、それまで存在していなかったアイディアを思いつかなきゃなりませんでした。私は一番最初に何かを世に紹介した人のことを考えるのが大好きで、ガムを作った人のことを考える。
想像できますか? 私も大変な思いをしましたが、ガムを紹介した人は歩き回って「噛んでみてよ。これを口に入れてだね……」と言い、人々は「は?それでどうすればいいんだ?」と言ったことでしょう。その人は「飲み込んではいけない。ただ噛むのだ」と。
最初は人を納得させるのが困難だったことでしょう。あと、たぶん最初のガムは味がないから、もっとすごい。えんぴつからフォーク、イスから車まで――どのようなものでも初めは誰かが着想し、世に広めたのです。
ですからオートパイロットはやめて、生活の1つ1つのもの、自身の行動を観察しましょう。例えば、歯を磨く時「他にいい方法はあるかしら?」「正しい方法なのかな?」だったり。それから何が浮かぶのか見てみましょう。
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彼女も初めてのビジネスで失敗を恐れず挑戦したわけです。
彼女の場合は父親とのやり取りで挑戦をするマインドが形成され成功を掴み取る事が出来ました。
でも、絶対に失敗しない方法なんてのは世の中にはありません。
未来の事を読むことができるなら、もう既に成功者になっているはずです。
だから私たちは挑戦の仕方を考えながら取り組む必要があるわけです。
ビジネスで成功するための2パターン
①リスク、コストのかからないように戦う
②根拠の無い自信を持って戦う
2つの事から言えるのはまずは、チャレンジしないと成功はしないという事です。
私もたくさんの事に挑戦しました。
せどりやPPCやツイッター、ブログ等。いろいろやりました。
せどりでは人を雇ったこともありますが、
うまくいきませんでした。(必要な道具を持って逃げられました)
失敗は何度かしましたが、リスクなく戦う事をしていたため、
何度も何度も挑戦することができました。
例えば今やっているブログでも、月1000円くらいのコストで運営できています。
そのリターンはコストの数十倍以上。
かかるコストは2年間やっても24,000円。
ほとんどノーリスクです。
(ブログを始めてみたい方はこちらからhttps://livemyself.com/archives/1457)
②根拠の無い自信を持って戦う
根拠もなく不安に思っているよりは、
根拠もなく自信を持っている方が圧倒的に
パフォーマンスが発揮できます。
今の先行き不透明な時代に根拠を持って戦う事ができる事はほとんどありません。
だからローコストでたくさん挑戦する事が大事になるわけです。
しかも自信を持って取り組むべきなのです。
自信を持てって言われて、そんな単純に自信を持つ事ができるでしょうか。
多分無理でしょうね。
自己効力感を鍛える
自信を持つために有効な方法を心理学から紹介します。
それは自己効力感を鍛える事です。
自分がしてきたことを振り返って、何をチャレンジしたのか、どれぐらい効力があったのか、これからどう工夫していけばよいのかを一人の時間を作って確認する作業です。
研究によると自己効力感を鍛えるために有効だと言われている方法は
4つあります。
- 直接的達成経験=自分で目標を設定して成し遂げる。
ゴールまでの道のりを与えられるのではなく、自分で設定して達成する事でいい成功体験が得られ自信になる。
- 代理的経験=成功者の話を聞いて、自分と同じような境遇から成功した人を探す。
自分にもできるという事が信じられるようになる。
- 言語的説得=誰かに君ならできると説得してもらう。
- 生理的情動的喚起=気分がいい状態を保つ。
例えば、スポーツは新しい技術を身につけレベルアップを感じられるので
自己効力感を鍛えるには最適です。
そして自分の体に対する満足度が上がると人目を気にせず、
本当にやりたいことに時間と労力をさける自信が持てるようになります。
ビジネスをやっているあなたは今日からやるべき事は
リスクを小さくして色んな事に挑戦する。
そして、チャレンジした事を振り返り、
どれぐらい効力があったのか、これからどう工夫していけばよいのかを
一人の時間を作って確認してください。
それに加えいろんな運動にチャレンジして体を鍛えてください。
リスク0、時短が起業の基本
起業はリスク0で時短で始めるのが基本です。
リスク0、時短での起業のやり方を知りたい方はこちらを参考にしてください。