今までに何度かオリジナルのフィルターを持つことの重要性の話や
ユニークな話を書けるようになると文章の長さと収入は比例する事
などオリジナルフィルターについてたくさんの話をしてきました。
オリジナリティを持つというのはその人独自の視点
つまり、「ユニークで価値の高いフィルターを持っている事」 なのです。
自分の持っている情報を、いかに、
・分かりやすく
・面白く
・価値のある形で
提供できるか?
つまり
・自分の過去の経験に照らし合わせて話したり
・分かりやすい例えを用いたり
・自分の世界観で再定義したり
・自分の提示する理想の未来に行く為に何故必要かを話したり
・時代、流行に合わせて情報をアップデートしたり
・必要な情報以外を削ぎ落し、情報を整理する事で明瞭にしたり
・逆に深堀りして詳しい情報を肉付けしたり
・一見関係無いものと組み合わせてみたり
・ストーリー仕立てにして演出を加えてみたり
こういった事を言います。
詳しくはこちら:https://livemyself.com/archives/46
そしてそういったフィルターを持てば日常全てが学びになります。
フィルターとはつまり、
「世界を見る自分の視点」
です。
同じ人が世界を見ても、
ある人は事実を淡々と発信する事しかできず、
またある人は、ただの日常をめちゃめちゃ面白い発信に変える事ができます。
アウトプット力を鍛えたら、
“日常を生きているだけ”で、それがコンテンツになります。
今回はそういった話をしていきます。
自分の世界を広げる街の歩き方
自分の視点を広げる街の歩き方は、今いる環境の中で何を思いつくかであります。
普段とはちょっと角度や時間を変えて物を見てみるとか、
いつもとは違ったものを注文してみるとか、
そんなちょっとしたことから始まります。
あなたは定食屋でいつもと同じ焼き魚定食を注文しました。
ここに一つ違った刺激を与えることが重要なのです。
毎日決まった定食を食べている内は、何も変化は起こりません。
ところが、一歩踏み出して新しいお弁当屋さんへ行ってみたり
レストランを見つけようと思えば普段と違う変化があるのです。
その時に自分は何を感じたのか、
それはどうしてか。
なんの変化が違いを生じさせたのか。
それは何かに生かせないか。
色々思考してみるといいです。
私も海沿いをドライブしていたときに発見がありました。
なぜか道端にたくさんの空き缶が置いてあるのです。
その時は、海沿いで遊んだ若者達が放置していったのだな、
けしからん。なんて思っていましたが事実は異なっていたようです。
何度かそこを通る荼毘に観察していると
渋滞時に自販機で買ったジュースの空き缶をおいていく人がいるのです。
ひとりが置くと、渋滞の時にまた別の人が置いていく。
渋滞でイライラして、缶ジュースを買って飲んで、
丁度飲み終わるのが、その場所のようなのです。
何本か集まるとみんなそこに置きたくなるのでしょう。
これを何かに利用できないかと考えるわけです。
そうするとその地点がちょっとした気分転換の場所になるのなら、
コーヒーショップを開店したら儲かるかもしれないなと想像したりするのです。
街中でもこのような発想ができるのです。
他にも一緒に旅行に行った人と
面白かった点などをシェアすると
全く見ている視点の違いに気づき驚かされます。
そこで一般の観光客と同じものしか見ていなかったり
同じような感想しか持っていないと、オリジナルのフィルターを
通したものの見方ができていないというわけです。
こうして街で発見したことや、
人から聞いた話を記憶し、蓄積し発信する。
これらがオリジナルのフィルターを鍛えることにつながるし
アウトプットの力を養っていくのです。
ただ単にたくさんの本を読んで知識をつけるだけでは
一般の人と同じような思考になってしまいます。
だからたまには街を歩いて
アウトプットする力を鍛える事をやってみましょう。
アウトプットする力のほうが、かなり重要だと僕は感じています。
ぜひ、日常で、色んな思考実験をしてみてほしいなと思います。
ふらっとレストランに入った時に、
「もしこのお店を宣伝するなら、どんな風に宣伝するだろう?」
って考えたり、
おなじニラレバ定食でも店によって味付けが違うなと考えたり、
たくさん思考実験をしてみてください。
紳助さんもオリジナルフィルターのような話をされていますので参考にしてみてください。