パチンコ屋は店内BGM、台からの音、
コインやパチンコ玉の音でありえないくらいの騒音です。
遊戯中に常に爆音を浴びていると
鼓膜の奥に無数にある「感覚毛」
というのが揺れて酷使されます。
感覚毛は揺れる事で音を感知する器官ですが、
大音量にさらされていると損傷してその数が減っていきます。
死滅すると二度と再生しません、
そして徐々に難聴への階段を上っていくわけです。
難聴のリスクを回避するためにはどうすれば良いかという事を話していきます。
パチンコ店の騒音が引き起こす人体への弊害は
騒音性難聴です。
長時間パチンコ店での遊戯によって大きな騒音を聞く事、
あるいは、聞き続ける事で、発症する可能性がある難聴です。
基本的に85dBを超える音を聞き続けると難聴になるリスクが高まり、
それ以下の音量では、リスクはないとされています。
ちなみにパチンコ台の目の前に座った時に耳が受ける音の大きさは、
およそ90㏈(デシベル)といわれています。
騒音性難聴に多い軽度難聴の特徴は
- 対面では、特に不自由を感じない
- 呼びかけられた時に気が付かない
- 騒がしい中だと聞きにくさを感じる
こんな症状の実感がある人は注意が必要です。
耳の中に存在する有毛細胞と呼ばれる音を感知する細胞が死滅して難聴を発生させます。
つまり、パチンコ店の騒音が原因で音が聞こえにくくなっている場合は、
すでに耳の細胞が死滅を始めているということです。
死滅した細胞は復元しない
耳の中にある有毛細胞ですが、
一度死滅してしまうと二度と再生することはありません。
耳をの機能をより良くするためには、
残りの有毛細胞の働きを良くするしかありませんが、
それはとても難しい問題になります。
そのため、今の機能をどれだけ維持していくかという事が
パチンコ店で難聴にならないための対策になります。
有毛細胞自体を損傷させないことが大切であり、
耳が悪くなってから対策したのでは遅いのです。
難聴のことが気になる人は、今からでも難聴にならないための対策をしましょう!
難聴の改善方法・対策
改善治療と予防対策の2つの手段があります。
治療の場合は耳鼻科に受診して専門の先生の話を聞くといいでしょう。
予防は耳栓を利用するといいでしょう。
パチンコ店で耳栓を使うと難聴対策ができるだけでなく、
周囲のノイズの混じった遊戯音をシャットしてくれるので
プレイしている台の音を鮮明に聞くことができるようになります。
治療
気になる場合は耳鼻科に受診しましょう。
耳の治療は、どんな時も早期治療がカギになります。
予防
何回も使っていると汗などの水分を吸収したりして変質し、
指で細く丸めてもすぐに元の形に戻ったり、遮音性も低くなったりします。
そのような場合には耳栓を新しいものに交換しましょう。
僕の場合は20回程度で使ってみて汚れてきたや遮音性が落ちてきたと感じたら
交換するといった使い方をしています。
「マツコの知らない世界」でも遮音性が高い耳栓として紹介されました。
耳栓にもたくさんの種類があります。
色々使ってみて自分に合ったものをさがしてみてください。
パチンコ店ので耳栓をしていないあなたは
難聴になる危険性があるので、すぐに入手して使うようにしてください。
耳が悪くなってからでは遅いですから