この システム は、 サーバ と なる RaspberryPi に データベース と Web サーバ を 導入 し、 他 の PC で RaspberryPi の Web サーバ に ブラウザ で アクセス する、 という 形 となり ます。 ローカル エリア ネットワークでの使用を考え、 セキュリティ面の配慮はしていません。
システムの必要物
ELECROW 7インチ モバイルモニター Raspberry Pi用
Raspberry Piのセッティング
microSDカードにOSを書き込む
まず、Imagerなどを使用して、microSDカードにOSを書き込んでください。
Raspberry Pi OSのインストール – 公式Imager対応
私は、Bullseye ベースの 64-bit 版 Raspberry Pi OS を書き込みました。
次にラズパイ(Raspberry Pi)を固定IPアドレス化
ラズパイのIPアドレスがころころ変わってしまうと、
SSH接続やVNC接続でラズパイをリモート制御する際に、
毎回IPアドレスを調べ直さないといけなくなり、けっこう面倒です。
ラズパイ(Raspberry Pi)を固定IPアドレス化する方法
ラズパイの接続に困った人はここを参考にしてください
【初心者向け】Raspberry Pi 4との接続方法(電源、HDMI)
サーバアプリケーションのインストール:
- Apache(Webサーバ)のインストール
sudo apt install apache2
- PHP(プログラミング言語)のインストール
sudo apt install php
- MariaDB(データベース)のインストール
sudo apt install mariadb-server
- PHPとMariaDBの連携のインストール
sudo apt install php-mysql
- phpMyAdminのインストール
sudo apt install phpmyadmin
Pythonを使用する場合、以下のようにインストール手順が変わります。
サーバアプリケーションのインストール:
- Apache(Webサーバ)のインストール:
sudo apt install apache2
- Pythonのインストール:
sudo apt install python3
- MariaDB(データベース)のインストール:
sudo apt install mariadb-server
- PythonとMariaDBの連携のためのライブラリインストール:
sudo apt install python3-mysqldb
- phpMyAdminの代わりのデータベース管理ツール:
- phpMyAdminはPHPを前提としたツールです。Python環境で同様のデータベース管理を行いたい場合は、AdminerやDBeaverなどの別のツールを考慮することができます。ただし、これらはPython専用ではありません。
注意: PythonをWebサーバーとして動かす場合、通常はWSGIサーバー(例: GunicornやuWSGI)との連携が必要です。また、Webフレームワーク(例: Flask, Django)のインストールと設定も考慮する必要があります。上記の手順は基本的なサーバー設定のみを示しています。