それでも移民んの受け入れをやめないのはなぜ?
ヨーロッパの移民問題には、EU圏外からの移民が引き起こす問題の他に、もうひとうの側面があります。 EU圏内からの移民、元共産圏だった東ヨーロッパの貧しい国々や、財政破綻の危機が慢性化しているギリシアなど からの移民によって生じている問題です。 経済水準が低い国から、西ヨーロッパの国々に出稼ぎにやってくる人がたくさんいる事が深刻な問題をはらんでいるのです。 基本的に、東ヨーロッパやギリシアからやってくる移民の流れを食い止めることはできません。 すでにEUに加盟して、「シェンゲン協定」を結んでいるからです。これは、EU域内の人や物の移動の自由に関する協定で、 国境線をなくすことを意味します。だから、出稼ぎをしたい移民のパスポートがなくても、フリーパスで仕事を求めて移動ができるのです。 そうした状況のしわよせをくらうことになるのは、フランスやイギリス、ドイツなど移民を受け入れる豊かな国々の労働者です。 職を奪われ、国民が不満を抱えるのは当然です。 では、なぜEUは移民受け入れをやめると決断する事が出来なかったのでしょうか。 実は移民を受け入れることで潤う人たちがいるからです。 それは経済界、産業界です。 とりわけドイツの輸出産業が移民受け入れに賛成してきました。 移民は、安価な労働力の供給源になるからです。 一般のドイツ人が移民の受け入れによってデメリットを被っている一方で、懐を潤しているのです。 経済界をスポンサーとしている大手メディアが移民に賛成のスタンスをとることも、 ドイツの経済界が支持しているメルケル政権が移民に寛容であり続けたことも納得がいきます。 もっと知るには・・・投資・資産運用の関連記事
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