【電検3種(R2年度)】電力科目:問10 [解答:①] <解説・参考> (ア) 架空送電線路にはがいし表面を流れる電流やコロナ損をコンダクタンスに換算した漏れコンダクタンスがあります。 (イ) 表皮効果とは交流特有の現象であり,周波数の増加に伴い電線導体内の電流分布が表面に偏る現象のことで,中心部に電流が流れなくなることから,その抵抗値は大きくなります。 (ウ) 線間距離 D と電線半径 r の比 D/r が大きくなると作用静電容量 C は小さくなります。 (エ) 中距離送電線路では,作用静電容量によるアドミタンスを 1 か所又は 2 か所にまとめる集中定数回路が近似計算として使用されます。 (オ) 送電端側と受電端側の2か所にアドミタンスをまとめる回路を π 形回路と言います。 〇参考 架空送電線路のコロナ放電・フェランチ効果・線路定数とねん架 【おすすめテキスト】