【電検3種(R2年度)】理論科目:問11 [解答①] <参考> 可変容量ダイオード p 形半導体と n 形半導体を pn 接合し,逆電圧をかけることで空乏層が広がる現象を利用したダイオードです。 電圧を大きくすると空乏層が大きくなり,空乏層を誘電体としたコンデンサのようになります。 コンデンサの静電容量 C [F] が誘電率 ε [F/m] ,極板面積 S [m2] ,極板間の距離 d [m] を用いて, C=εS/d 表されることから,電圧を大きくすると極板間の距離が大きくなり,静電容量が小さくなることがわかります。 ラジオ等で,特定の周波数と共振する回路(同調回路)に利用されます。 可変容量ダイオード