Amazonがいかに強いかを説明していきます。
まずAmazonという会社は
「地球上で最もお客様を大切にする企業」です。
この理念は、業績の数字そのものに端的にあらわれています。
アマゾンの売上高は右肩上がりでのび、2016年の年間売上高は1360億ドル(約15兆円)に達します。
ところが、営業利益は約42億ドルで利益率は3%にすぎません。
会社の利益を未来への投資に回しているのです。
2017年第3四半期(7~9月)の売上高は過去最高を記録しましたが、営業利益率はわずか0.8%でした。
売上高が急速に拡大を始めた2000年代半ば以降の最終損益の推移を見ると、一貫して収支トントンが続いています。
アマゾンは、稼いだ利益の大部分をネット通販の値下げ、新規事業や物流網構築など長期的な投資につぎ込むからです。
そんな経営姿勢を、株主も高く評価しています。
消費は本能だ
人の消費行動は、本能で行動して、理性で後付けをすると言われているように、
消費のほとんどは本能なのです。
人が環境変化に対応できるようになるまで何百年もかかる事から、
本能を理性で制御するのはホントに難しい。
例えば人が好む食べ物は、
しょっぱいもの、甘いもの、あぶらっぽいものだったりするのは
本能が今の環境に適応できていない良い証拠だろう。
大昔はそれらが手に入りにくかったので、
それらを欲するのは合理的な戦略だった。
だが今はもうそうではない。
そのような食品が大量に生産されるようになった。
私もよく、二郎系ラーメンを好んで食べに行ったり、
マクドナルドでてりやき2個に、シェイクを注文したり
本能を満たす行動をたくさんとっていた。
(今は野菜中心に食事をしています。私の食生活に興味があれば:https://livemyself.com/archives/18779)
糖尿病なる人がたくさんいる事は、
本能が環境に適応できていないのが原因である。
多くの人にとって本能を制御するのは難しい。
このような本能を逆手にとった
ビジネスが世の中にはたくさん存在する。
小売業の歴史
小売業は本能を逆手にとったビジネスの一つだ。
(人の消費本能を利用して富を築いた業界である)
世界の長者番付の上位400人の内、
一番多いのはITではなく、小売り業なのだ。
小売業の市場はかなり大きい。
しかし、だれもが参入しやすいので
繁栄や衰退がとても激しい。
20年前の小売業ベスト10の店舗が
今でも残るのは数社程度なのが小売業の特徴だ。
いま現在(2019年)小売業界はアマゾンの独り勝ちだ!!
小売業というのはゼロサムゲームだ。
と、いうことはアマゾンが成長している分他は衰退している。
敗者はだれかと言えば、アマゾン以外のすべてが衰退しているのだ。
Amazonの創業者「ジェフ・ベゾス」について説明している動画をはっておきます。