今回の話では、集中力と記憶力を2倍にする「スキマ時間」の使い方を教えます。

学習の効率がかなりアップしますので是非取り組んでみてください。

 

 

まずは、集中時間、勉強時間が2倍になる方法を紹介します。

 

それは、勉強する前や休憩中、自分に2つ「あること」を問いかけるだけで集中時間、

勉強時間が2倍になります。

 

 

その2つのあることとは何か??

 

 

それは、

 

・どうしたら自分の生活や人生、世の中が良くなるのか?

・自分が勉強していることがそのために、どう役に立つのか?

 

を考える事です。

 

 

 

不思議なことに「自分が勉強することが何の役に立つのか?」と考えるより、

 

「どうやったら世の中がよくなるのか」と考えたうえで

「自分が勉強したことが世の中のためにどう役に立つのか」

と考えたほうが集中時間、勉強時間が2倍になるそうです。

 

 

どうやったら世の中がよくなるのかとは、

凄い漠然としたもので構いません。

 

例えば、満員電車を解消すると世の中が良くなる考えたとします。

そして、自分が勉強したことがどう貢献するかを考えると、

集中時間、勉強時間が2倍になるそうです。

 

 

なぜそうなるのかは諸説ありますが、

自己超越目標を持つことが要因のようです。

 

・自己超越目標とは

 

マズローの欲求5段階説で提唱されているもので、

「安全欲求、承認欲求」など全ての欲求を満たした後に新たに湧き出てくる欲求のことです。

 

自分だけではなく「友達、家族、人類」のために、

自分を超えた目標を持つと人は頑張れます。

 

 

集中時間、勉強時間が2倍になる他の方法

 

 

勉強に取り掛かる前に、自分の興味のあることに触れると

集中時間、勉強時間が2倍になるそうです。

 

興味のある事、好奇心を掻き立てられる事は何でも良いです。

勉強に全く関係ない事でも構いません。

 

例えば、あなたが美女に興味があるなら、

インスタグラムとかで美女を3人見つけた後に

勉強を始めるとかなり集中できます。

(ブログ管理人の経験談)

 

 

それは好奇心が記憶力を高めるからです。

でも、美女サーチに時間をかけすぎては本末転倒なので注意してくださいね。

 

 

好奇心が記憶力を高めるという事は

カリフォルニア大学で2012年の研究によって明らかにされています。

 

カリフォルニア大学では2012年に

知らない人の顔写真を覚えてもらう実験を行いました。

 

被験者が好奇心を持つクイズを出して、

その直後に顔写真を見せたところ被験者の記憶力が2倍に向上したそうです。

 

つまり、脳を好奇心で満たした状態で勉強に取り掛かると記憶力が2倍になるということです。

 

 

勉強する10分前までに自分の好きな音楽を聞く

 

 

 

音楽のメリットとしては気分を高揚させる効果があります。

 

勉強する10分前までに音楽を聞いてテンションを上げて、

そこから10分かけてリラックスさせた状態で勉強に入るとスムーズに集中状態に入れます。

 

集中してインプットするためには無音がベストです。

 

 

音楽は気が散りますし、

たとえ好きな音楽であったとしても、

脳の処理能力を落とすので基本的に集中したい時には聞かないほうがいいです。

 

 

ウェールズ大学の実験でこのようなものがあります。

 

「好きな音楽」「嫌いな音楽」「無音」3つのグループに分けて勉強してもらったうえでテストを受けさせたところ、

 

「無音」グループは、「好きな音楽」「嫌いな音楽」グループより正答率が2倍になったそうです。

 

関係ない情報が入ってくると、どんなにお気に入りの曲だったとしても意識を向けてしまうので脳のパフォーマンスが落ちるわけです。

 

どうしても音楽を聞きながら勉強したい。という方は2倍の時間勉強しましょう。

 

 

だからインプットの最大効率化したいのなら

ノイズキャンセリングのイヤホンやヘッドホンを用意すると良いです。

 

ノイズキャンセリング:https://amzn.to/2z8Q1Re

 

 

体内時計にあった方法で勉強する

 

体内時計に合った時間に勉強している人は40%しかいません。

 

ソーシャル時差ボケと呼ばれる理論があります。ソーシャル、つまり社会的な理由で時差ボケになってしまっている状態のことです。

 

その人は遅い時間に集中できる体内時計を持っているにもかかわらず、午前中に授業が入っているような状態です。

 

学生、社会人含め多くの人がソーシャル時差ボケ状態にあります。

 

2018年ノースイースタンイリノイ大学が、14894人の学生を集めて生活時間帯で以下の3つのグループに分けて学習効率を調べる実験を行いました。

 

・夜フクロウタイプ 17時から集中できる

 

・昼スズメ 12時から17時に集中できる

 

・朝ひばりタイプ 12時より前に集中できる

 

当たり前な話ですが授業のスケジュールと体内時計が合わない生徒ほど成績が悪かった、という結果がでました。

 

この実験では40%の生徒しか、タイプに合った時間に授業を取っていなかった。というデータがでていて、いかに多くの人がソーシャル時差ボケの被害をうけているかがわかりますね。

 

自分が1番パフォーマンスが上がる時間を把握してそこで仕事や勉強をする。ということが大事になります。

 

体内時計はほとんど遺伝子で決まっているため変えることは難しいです。

色々な時間に勉強や仕事をして自分の体内時計を確認して、それを受け入れましょう。

 

 

記憶の仕方

 

どうしたらより記憶ができるのでしょうか?

その答えは、「紐づけ学習」にあります。

 

人間の記憶は、単体で蓄積されているものではなく、

他の記憶と結び付けられて蓄積されています。

 

例えば、「給食」という単語を聞くと、

「コッペパン」や「ソフト麺」が思い出されるでしょう。

 

 

人間は過去の経験や記憶に紐づけて記憶します。

 

イメージとしては過去の記憶である「太い幹」に、

新しい情報として幹に「葉っぱ」を付けていくようなものです。

 

こういった覚え方は効率がいいです。

 

新しい本を読むときは、読み始める前に、

目次や著者の経歴を見て、今まで学んだ事や知っている事を思い出します。

 

これをすることで記憶の定着をより高める事ができます。